PARTIAL RPA AUTOMATION

RPAで業務を一部自動化する方法
自動化できない作業を人と分担する考え方

RPAを導入するとき、「途中に人の判断が入るから自動化できない」「一部のシステムをRPAから操作できない」といった理由で、業務全体の自動化を諦めてしまうことがあります。

しかし、業務全体を100%RPAで処理する必要はありません。定型的な処理はRPA、人の判断が必要な部分は人、RPAから操作できない工程だけ人が担当するなど、業務を工程ごとに分ければ、できる部分だけを一部自動化できます。

このページでは、RPAで業務を一部自動化する考え方、自動化できる工程と人が担当する工程の分け方、人とRPAを組み合わせる具体例を解説します。

PARTIAL AUTOMATION

RPAは業務の一部だけでも自動化できる

RPA導入では、「業務をすべて自動化できるか」で判断する必要はありません。1つの業務の中には、決められた手順で繰り返せる処理と、人が内容を確認して判断しなければならない処理が混在していることがあります。

その場合は業務を工程ごとに分け、RPAが得意な処理だけを自動化し、人が必要な部分を残すことで、業務全体の効率化を目指せます。

「全部自動化できるか」ではなく、「どこまでRPAに任せられるか」を考える。

WHY NOT FULL AUTOMATION

RPAで業務全体を自動化できない主なケース

一部に自動化できない工程があるからといって、その業務全体がRPAに向いていないとは限りません。まずは、どの工程が自動化を難しくしているのかを切り分けます。

3 STEPS

RPAで一部自動化する3ステップ

「この業務は自動化できるか」と業務全体で判断するのではなく、実際の作業を工程へ分け、RPAと人の役割を決めていきます。

RPAで業務を分けて一部自動化する流れ
業務全体を工程ごとに分け、定型処理はRPA、判断が必要な処理は人が担当する

RPA OR HUMAN

RPAと人はどう役割分担する?

一部自動化では、RPAと人のどちらが優れているかではなく、それぞれに適した役割を割り当てることが重要です。

比較 RPAに任せやすい 人に任せやすい
作業手順 決まっている 状況によって変わる
判断 条件として定義できる 文脈・経験・確認が必要
データ量 大量・反復 少数の例外や確認対象
作業頻度 繰り返し多い 不定期・状況依存
例外対応 定義済みの条件なら処理しやすい 未定義の例外にも対応しやすい
主な役割 実行・転記・集計・通知 判断・確認・承認・例外対応
RPAには「繰り返し」を、人には「判断」を任せる。

USE CASES

人とRPAを組み合わせた一部自動化の具体例

RPAで自動化できない工程があっても、その前後や通常データの処理だけを自動化すれば、手作業を減らせる場合があります。

HANDOFF DESIGN

一部自動化で重要なのは「人とRPAの境界」を決めること

一部自動化で重要なのは、RPAを作ることだけではありません。どの条件になったらRPAから人へ渡すのか、処理できなかったデータをどこへ残すのか、誰が確認するのかまで決めておく必要があります。

人とRPAの境界が曖昧なままだと、「誰が続きを処理するのか分からない」「RPAがスキップしたデータに気付かない」といった運用上の問題につながります。

RPAと人の受け渡しフロー
一部自動化では、RPAから人へ渡す条件・例外データ・通知・後続処理まで設計する

BENEFITS

RPAで業務を一部自動化する4つのメリット

COMMON MISTAKES

RPAの一部自動化でよくある失敗

部分自動化は「とりあえず途中までRPA化する」ことではありません。例外や人への受け渡しまで含めて運用を設計することが重要です。

RPA + AI

RPAとAIを組み合わせれば自動化範囲を広げられる場合もある

従来は人が内容を読んで判断していた工程でも、業務によっては生成AIやOCRなどを組み合わせることで、自動化できる範囲を広げられる場合があります。

ただし、すべての判断をAIへ任せるのではなく、重要な確認や例外は人へ戻すなど、業務に合わせて役割を設計することが重要です。

AIを使っても「人へ戻す設計」は重要

AIの結果をそのまま確定させるのではなく、業務の重要度や判断内容に応じて人が確認する工程を残す方法もあります。

JOBAUTO PARTIAL AUTOMATION

JobAutoで人とRPAを組み合わせて業務を自動化する

JobAutoでは、条件分岐やスケジュール実行などを利用し、業務に合わせてロボットの処理を組み立てられます。すべてをRPAへ任せるのではなく、処理可能な部分を自動化し、確認が必要な部分を人が担当するという考え方にも活用できます。

JobAutoで人とRPAを役割分担して業務を自動化する仕組み
JobAutoの条件分岐やスケジュール実行を使い、人とRPAの役割を分けて業務を進めるイメージ

FAQ

RPAの一部自動化に関するよくある質問

RPAで全部自動化できない場合の考え方や、人とRPAの役割分担についてよくある疑問をまとめました。

RPAは業務の一部だけでも導入できますか?
はい。業務全体を100%自動化できなくても、手順や条件を決めやすい工程だけを切り出してRPA化できます。
RPAで全部自動化できない場合はどうすればよいですか?
業務を工程ごとに分解し、定型処理はRPA、人の判断が必要な工程は人が担当するように役割を分けます。
人の判断が必要な業務でもRPAは使えますか?
使えます。判断そのものは人が行い、その前のデータ収集・整理や、判断後の入力・保存・通知などをRPAへ任せる方法があります。
RPAで処理できないデータだけ人に回せますか?
条件を定義できる場合は、条件分岐などを使って処理対象を振り分け、例外や確認が必要なデータだけ人が対応する設計にできます。
RPAから操作できないシステムがある場合はどうすればよいですか?
対象システムの操作だけを人が担当し、その前後にあるデータ取得、加工、保存、通知などをRPAで自動化する方法があります。
人とRPAはどのように役割分担すればよいですか?
繰り返し処理やルール化しやすい操作はRPAへ、文脈判断、承認、未定義の例外対応などは人へ割り当てるのが基本です。
一部自動化から始めて後から範囲を広げられますか?
はい。まず効果が出やすい定型工程から始め、運用結果を見ながら対象工程を追加していく方法が現実的です。
JobAutoで人とRPAを組み合わせた運用はできますか?
JobAutoでは条件分岐やスケジュール実行などを利用できます。処理可能なデータをRPAで進め、確認が必要な部分を人が担当するなど、業務に合わせて役割を分けた運用を設計できます。

SUMMARY

まとめ|RPAは「全部自動化」ではなく「できるところから自動化」する

RPA導入では、最初から業務全体を100%自動化する必要はありません。人の判断が必要な工程や、RPAから操作できない工程があっても、前後の定型処理だけをRPAへ任せることで業務効率化できます。

大切なのは、「この業務はRPAで自動化できるか」だけで考えるのではなく、「この業務のどこまでならRPAに任せられるか」を考えることです。

START SMALL, AUTOMATE MORE

100%自動化できなくても、
RPAは始められます。

「人の判断があるから」「一部のシステムを操作できないから」という理由だけで、業務自動化を諦める必要はありません。業務を工程ごとに分け、RPAに任せる部分と人が担当する部分を整理することから始めてみてください。JobAutoで、実際の業務をどこまで自動化できるか確認できます。

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