ロボットでアプリ操作を行うとき、操作する箇所を要素で指定することができます。要素で指定するときにインデックスを使うことで操作個所を柔軟に設定することが可能です。RPA選びの参考にしてください。
要素マッチングでインデックスを使って設定する方法。
要素マッチングで正規表現を使って設定する方法は以下の通りです。※OutlookExpressを例にして説明します。
1.OutlookExpressを起動
2.OutlookExpressへ接続
3.値取得アクションを作成
4.インデックスを使った設定へ変更
要素マッチングでインデックスを使って設定すると?
要素の繰り返し処理を行うことができます。
以下のような受信トレイ内のメールを上から順に操作する場合に使用します。

OutlookExpressを起動。
OutlookExpressを起動します。
アプリを開くアクションを使って、OutlookExpressを起動します。

プログラムにOutlookExpressの実行ファイルを設定します。

OutlookExpressへ接続
起動したOutlookExpressへします。
起動中のアプリに接続アクションを使って、OutlookExpressへ接続します。

接続先の一覧からOutlookExpressを選択します。

動的に変更となる個所を「.*」とします。

値取得アクションを作成
たとえば値取得アクションを作成してみましょう。
アプリデザインで値を取得したい個所をクリックして選択します。

右クリックしてメニューを表示します。

【要素】値取得をクリックします

インデックスを使った設定へ変更
インデックスを使った設定へ変更します。
高度な設定タブのタイプを下の設定へ変更します。

要素インデックスの設定を変更することで操作対象のメールが変わります。



変数の値を加工アクションと組み合わせて繰り返し操作ができます。
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アプリの要素マッチングで操作したい個所をインデックスを使って指定する方法をご説明しました。ご興味がある方は無料トライアルをご利用いただき、ご確認ください。