RPA IMPLEMENTATION

RPAの導入方法とは?
内製・外注・導入支援の違いと進め方を解説

RPAを導入するとき、「社内でロボットを作るべきか」「外部へ開発を依頼するべきか」「導入支援を利用しながら内製化するべきか」で迷う企業は少なくありません。RPAの導入方法は1つではなく、社内の人材やスキル、導入スピード、予算、将来的にどこまで内製化したいかによって適した進め方が変わります。

このページでは、RPAの内製・外注・導入支援の違い、4つの導入パターン、それぞれに向いている企業、導入方法の選び方、導入から運用までの進め方をわかりやすく解説します。

RPA IMPLEMENTATION OPTIONS

RPAの導入方法は「内製・外注・導入支援」に分けて考える

RPAを導入するときは、ツールを選ぶだけでなく、誰がロボットを作り、誰が保守し、誰が運用するのかまで考える必要があります。大きく分けると、自社でロボットを作る「内製」、外部へ作成や保守を依頼する「外注」、外部から支援を受けながら自社で運用できる状態を目指す「導入支援」があります。

RPA導入は「全部自社」か「全部外注」かの二択ではありません。
RPA導入方法を完全内製・作成支援・内製移行・外部委託の4パターンで示した図
RPA導入は、自社主体から外部主体まで複数の進め方から選べる

IN-HOUSE vs OUTSOURCE

RPAを内製する場合と外注する場合の違い

内製と外注のどちらが適しているかは企業によって異なります。内製では社内へRPAのノウハウを蓄積しやすい一方、担当者の育成や作成時間が必要です。外注では導入初期から進めやすい一方、作成・修正を依頼するための費用やコミュニケーションが必要になります。比較するときは、半年後・1年後に誰がロボットを修正しているかまで考えることが重要です。

比較項目 内製 外注
ロボット作成 社内担当者が作成 外部へ依頼
必要な社内スキル 作成・修正スキルが必要 開発スキルの負担を抑えやすい
導入初期の社内負担 比較的大きい 比較的小さい
外部費用 抑えやすい 作成・保守内容に応じて発生
社内ノウハウ 蓄積しやすい 支援内容によっては蓄積しにくい
業務変更への対応 社内で修正しやすい 外部へ修正を依頼
保守 社内 外部
将来の内製化 進めやすい 別途、育成や引き継ぎが必要
どちらが優れているかではなく、自社の運用体制に合っているかで判断する

最初の作成費用だけでなく、担当者の時間、修正・保守、教育、外部依存度まで含めて比較すると、長期的な運用イメージを持ちやすくなります。

4 IMPLEMENTATION PATTERNS

RPAの4つの導入パターンを比較

RPAの導入方法をさらに具体的にすると、次の4パターンに整理できます。現在の社内スキルだけでなく、将来どこまで自社でRPAを扱えるようになりたいかまで考えて選びます。

COMPARE

4つのRPA導入方法を比較

導入方法を比較するときは、初期の作りやすさだけでなく、社内ノウハウ、保守負担、外部支援の使い方、将来の内製化まで確認します。

比較項目 完全内製型 作成支援型 外部委託型 内製移行型
導入スピード 社内スキルに左右される 支援を使いながら進めやすい 外部へ任せることで進めやすい 支援を使って早期に開始しやすい
初期の社内負担 大きめ 中程度 小さめ 小〜中程度
必要な初期スキル 高め 低〜中 低め 低め
外部支援 少ない 初期中心 継続利用 初期中心
社内ノウハウ 蓄積しやすい 蓄積しやすい 支援内容による 段階的に蓄積
保守負担 社内 徐々に社内 外部 徐々に社内
内製化 最初から内製 早い段階で内製を目指す 別途育成が必要 段階的に内製
向いている企業 経験者・担当者がいる 育成しながら進めたい 開発負担を抑えたい 将来内製したい

※上表は導入方法の考え方を整理した目安です。実際の負担・費用・期間は、対象業務、ロボット数、社内体制、支援内容によって異なります。

HOW TO CHOOSE

自社に合うRPA導入方法の選び方

RPA導入では「どのツールを使うか」と同じくらい、「どの体制で運用するか」が重要です。次の5つを確認すると、自社に合う導入パターンを整理しやすくなります。

START SMALL

RPA導入は小さな業務から始める

最初から会社全体を自動化する必要はありません。まず1つの業務でロボットを作り、実際に運用することで、作成・保守・管理に必要な作業が見えてきます。その経験をもとに、自動化する業務を広げていく方が進めやすくなります。

IMPLEMENTATION STEPS

RPA導入の進め方|6つのステップ

RPA導入では、ツール選定だけでなく、対象業務、導入方法、担当者、運用体制まで順番に決めます。最初に小さく始め、実際の業務で効果を確認してから対象を広げます。

RPA導入を業務選定・方法決定・体制構築・作成・運用・拡大の6ステップで示した図
RPA導入は、業務選定から運用・展開までを段階的に進める

RPA INSOURCING

RPAの内製化を成功させる5つのポイント

RPAを内製化するとは、単に「社員がロボットを作れるようになる」ことだけではありません。業務変更時に修正できること、エラーを確認できること、複数のロボットを管理できることまで含めて、継続的に運用できる体制を作る必要があります。

外部支援を利用することと、RPAを内製化することは矛盾しません。
外部支援から共同作成・自社作成・自社運用へ進むRPA内製化ロードマップ
最初から100%内製せず、段階的に社内へRPAのノウハウを移す考え方

COMMON MISTAKES

RPA導入で失敗しやすい5つのケース

RPA導入では、ツールの機能だけでなく、対象業務と運用体制が重要です。次のような状態になっていないか、導入前に確認します。

JOBAUTO IMPLEMENTATION

JobAutoは自社の体制に合わせて導入方法を検討できる

JobAutoでは、操作したい箇所を選択し、実行するアクションを設定しながらロボットを作成できます。導入時には基本操作を学ぶ講習があり、30日間の無料トライアルではロボット作成機能や管理機能などを試せます。自社でどこまで作成・運用するか、どの部分で支援が必要かを実際の業務で確認できます。

CHECK BEFORE START

RPA導入前に確認したいチェックリスト

「ツールを使えるか」だけではなく、社内体制と導入方法を分けて確認すると、導入後の運用をイメージしやすくなります。

FAQ

RPA導入方法に関するよくある質問

RPAの内製、外注、導入支援、内製化を検討するときによく確認されるポイントをまとめました。

RPAは自社で内製できますか?
はい。RPAツールの操作方法を習得し、ロボットを作成・修正・保守する担当者と運用ルールを整えれば、自社での内製運用を目指せます。最初からすべてを内製するのではなく、導入支援を利用しながら段階的に内製化する方法もあります。
RPAの開発を外注できますか?
RPAロボットの作成や保守を外部へ依頼する進め方があります。社内に開発担当者を置きにくい場合や、早く自動化を始めたい場合の選択肢になります。依頼範囲や保守方法は事前に確認しておくことが重要です。
RPAは内製と外注のどちらがよいですか?
一律にどちらがよいとは限りません。社内の人材・スキル、導入までのスピード、予算、ロボット作成に使える時間、将来的な内製化方針によって適した方法は変わります。
RPA導入支援では何をしてもらえますか?
支援内容は提供会社によって異なりますが、対象業務の整理、ロボット作成、操作方法の説明、テスト、運用設計などが対象になる場合があります。契約前に支援範囲を確認してください。
RPAを内製化するには何が必要ですか?
ロボットを作る技術だけでなく、業務変更時の修正、エラー確認、保守、実行管理まで継続できる体制が必要です。担当者を一人に集中させず、ルールや手順を共有することも重要です。
RPA導入は何から始めればよいですか?
まずは手順が決まっていて効果を確認しやすい業務を一つ選びます。そのうえで、誰がロボットを作り、誰が運用・保守するかを決め、小さくテストしてから対象を広げます。
最初だけ外部へ依頼して、その後内製化できますか?
可能です。導入初期は外部支援を利用し、実際のロボットを題材に社内担当者が作成・修正方法を学びながら、段階的に自社運用へ移す方法があります。
RPA導入後に保守は必要ですか?
業務手順、Web画面、システム、ファイル形式などが変わると、ロボットの修正が必要になる場合があります。そのため、導入前から保守担当と対応方法を決めておくことが重要です。

SUMMARY

まとめ|RPAの導入方法は自社の人材・スキル・運用方針に合わせて選ぶ

RPAには、最初から自社で作成する方法、外部支援を利用する方法、作成・保守を外注する方法、外部支援から徐々に内製化する方法があります。大切なのは、一般的にどの方法が優れているかではなく、自社の人材、スキル、予算、導入スピード、将来の運用方針に合っているかです。

START WITH JOBAUTO

自社に合ったRPA導入方法から、始める。

JobAutoは30日間無料で、ロボット作成機能や管理機能などを試すことができます。「最初から自社で作れるか分からない」「どこまで外部支援を使うべきか迷っている」「将来的には内製化したい」といった場合も、まずは実際の業務を1つ選び、作成・実行・修正まで試してみると、自社に合う導入方法を判断しやすくなります。

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