エクセルに書かれているIDでフィルタをかけます。フィルタの結果、表示されているデータを別のエクセルへコピー&ペーストします。IDの数だけこの作業を繰り返し行います。
この場合、IDの数だけ繰り返し作業を行うにはどのように設定すればいいのでしょうか。
JobAutoではどのように行うのかを説明します。RPA選びの参考にしてください。
自動的に行う処理の内容
自動的に行う処理の内容は以下の通りです。
1.IDのリストを作成
2.IDのリストを配列へ
3.配列の繰り返しを行う
4.IDでフィルタをかける
※3以降の作業がIDの数だけ繰り返し行われます
IDのリストを作成
エクセルのIDの範囲をコピー
コピーアクションを作成します。
IDがかかれているA列だけコピーしたいので、列方向へ拡張するのチェックを外しておきます。
コピーしたデータを変数へ
クリップボード操作アクションを作成します。
クリップボードの値取得を選択し、格納先の変数を設定します。
共通部品「ユニークなリストを作成する」を使い、重複しているIDをなくす
共通部品の呼び出しアクションを作成します。
「ユニークなリストを作成する」という共通部品を選択します。また共通部品へ渡す変数、共通部品からもらう値を格納する変数を設定します。
IDのリストを配列へ
変数の値を加工アクションを作成します。
文字操作~値セットで値セット画面を開きます
セットする文字へさきほど共通部品から受け取ったデータが格納されている変数を設定します。
文字操作~配列に変換で配列に変換画面を開きます
デフォルトの設定のまま実行するをクリックします。
配列に変換したデータを格納する変数を設定します
配列の繰り返しを行う
IDの数だけ繰り返し処理を行う
配列の繰り返し処理アクションを作成します。
配列が格納されている変数と配列から取り出したデータを格納する変数、それぞれを設定します。
以降の処理は配列のIDの数だけ繰り返し行われます。
IDでフィルタをかける
フィルタを使いIDに一致するデータだけを表示
フィルターアクションを作成します。
以下のテキストを含むレコードを表示の値へ、配列から取り出したIDが格納された変数を設定します。
これ以降の処理で別のエクセルへのコピー&ペーストを行ったりします。
RPAで配列の繰り返し処理を行うなら株式会社 シジャム・ビーティービーのRPAツールを
配列の繰り返し処理を使えば、面倒なエクセルの作業も自動化することが可能です。ご興味がある方は無料トライアルをご利用いただき、ご確認ください。