カテゴリー
コラム

RPAを入れ替えて自動化をさらに推進しよう

ICT市場調査コンサルティングのMM総研の調査では、年商50億円以上の大手・中堅企業ではRPA導入率は37%、2022年度には50%になると報告されています。
しかしそのうちどのくらいの会社が全社的な展開を行っているのでしょうか。どのくらい自動化の範囲が拡大したのでしょうか。

もし進んでいないのであれば、それは導入したRPAに原因があるのでしょうか。もしそうであれば、RPAの入れ替えを検討してはいかがでしょうか。

RPA サーバ型 入れ替え
切り替えを検討してはどうでしょう

RPAにはデスクトップ型とサーバ型がある

RPA製品はデスクトップ型とサーバ型にわけることができます。それぞれ優れた点がありますが、デスクトップ型のRPAを導入した企業が多いのではないでしょうか。

ここではそれぞれの特徴について簡単にまとめました。

デスクトップ型

ーロボットの作成や実行が簡単

最大の特徴がなんといっても操作が簡単であることです。ロボットが操作するボタンやテキストボックスなどを、画像や座標を使って指定する方法で設定できます。だれでも直観的にロボットを作成することが可能です。
ほとんどの人がロボットの作成でつまづくことはないでしょう。

またロボットの実行も簡単です。実行ボタンを押すだけで、作成したロボットが人間に代わって処理を行ってくれます。

ー費用が安価

デスクトップ型の製品は費用が安価なものが多い(年額数十万円~100万円程度)です。ライセンス費用が問題になってRPAを使った自動化を始められない、ということは発生しないでしょう。

サーバ型

ー管理機能がある

作成したロボットや、ロボットを実行するスケジュール、また実行したロボットのログを管理する機能がサーバ型には備わっています。サーバ型は多人数で組織的な運用に向いています。

また管理しているスケジュールでロボットは自動実行されます。人間の手が介在せずにロボットを実行することができる、完全な自動化を実現します。

ー費用が高価

サーバ型の製品の多くは費用が高価です。RPAを経験したことがない会社、RPAの効果を経験したことがない会社にとっては、導入の敷居が高いかもしれません。


デスクトップ型では物足りなくなる

デスクトップ型のRPAで業務の自動化を行うことができました。

しかし、さらに本格的に業務の自動化を推進する、社内展開を行おうという段階になると、デスクトップ型の機能では物足りない点が出てきました。

安定して動かない

デスクトップ型の製品の多くは、ロボットが操作を行うボタンやテキストボックスなどを画像や座標でしか設定できません。

そのため、ロボットが実行される時の環境の変化の影響を受けやすく安定して動きません。ロボットはエラーが起きて止まるので、そのたびに人間がロボットをサポートする運用になりがちです。

人間がついた状態で処理を行わざるをえないので、自動化の効果を実感しにくいです。社内の人から理解を得ることが困難でしょう。

分岐や繰り返しができない

業務の多くはたとえばエクセルファイルに書いてあるデータだけ処理を行うという繰り返し処理、このデータのときはこの手順、違ったらこの手順を行うといった分岐で成り立っています。

しかしデスクトップ型の製品の多くは分岐や繰り返しを行うことができません。そのため、自動化できる業務の範囲が限定的です。社内業務の自動化の推進を進めることが難しいです。

自動化できる業務が限定的で、社内全体に業務の自動化を進めることが難しいです。

管理機能がない

RPAをたくさんの社員の人に触ってもらおうと考えたときに、作成したロボットの管理や、ロボットを実行するPCの管理、ロボットをいつ実行するのかというスケジュールの管理が必要です。

しかしデスクトップ型の製品の多くは管理機能がついていません。管理機能がないので、たとえば同じような処理を行うロボットを多くの社員が作成して好き勝手に実行している、ということが発生する恐れがあります。


サーバ型へステップアップを

そこでデスクトップ型からステップアップし、サーバ型のRPAに切り替えることを検討しませんか?

デスクトップ型では物足りなかった、不足していた機能を搭載している製品をターゲットに検討しましょう。

安定して動く

サーバ型のRPAの多くはロボットが操作する個所を設定するときに、セレクターやXpathなどと呼ばれる要素で設定することができます。もちろん座標や画像でも設定できます。

要素は画像や座標と違い、ロボットが実行するときの環境の変化影響を全く受けません。ロボットはエラーが発生して止まることがなく、安定して動いてくれます。

しかし製品によっては設定にIT知識が必要だったり、設定作業の手順が煩雑です。そのため、ITに詳しくない人、非エンジニアの方には難度が高く感じられます。

分岐や繰り返しも可能

ほとんどのサーバ型のRPAでは分域や繰り返しの設定を行うことが可能です。そのため、多くの業務をロボットで自動化することが可能です。

RPA製品のほとんどはプログラムコードを書かずに設定することができますが、分岐や繰り返しの概念を知っておいたほうがロボットの作成を円滑に進めることができます。

またロボットへ分岐や繰り返しを設定できますが、それらをたくさん設定すると、ロボットの処理フローを把握することが困難になります。
その結果、ロボットの処理内容を変更するときのメンテナンスコストがどうしてもかかってしまいます。

◆管理機能を使って社内展開を

RPAを社内展開を行って、多くの社員に使ってもらうためには管理機能が必須です。
またデスクトップ型では自動化といいながら、ロボットの実行のトリガーは人間でした。一方サーバ型ではスケジュールでロボットを実行できます。人間の介在しない完全な自動化が実現可能です。

だがほとんどのRPA製品の管理機能は高額です。また別売りになっている製品も多く、追加で費用が掛かってしまうようです。
管理機能を使うかは、社内展開の規模、進捗を見て慎重に考えたほうがよさそうです。


変更するならJobAutoがおすすめ

サーバ型のRPAへ切り替えるなら、JobAutoをおすすめします。サーバ型のRPAに求められる機能だけでなく、それ以上の様々な機能がついています。

◆抜群の安定した動作が可能

ロボットが操作する個所の指定に要素・画像・座標だけでなく、画面内の文字を使って設定することが可能です。
要素では安定しない場合に文字を使うことで、安定して動くことがあります。

さまざまな方法で操作個所を指定できるので、エラーでロボットの処理が止まりません。どんな業務でもロボットに安心してお任せすることができます。

◆複雑な処理フローでもわかりやすく

JobAutoはもちろん分岐や繰り返しをロボットへ設定することが可能です。作成した分岐や繰り返しは、見やすいオリジナルの処理フローへ展開されます。仮に分岐や繰り返しがたくさんあっても、処理内容を容易に把握することができ、メンテナンスコストがかかりません。

◆標準搭載の管理機能で社内展開を推進

JobAutoでは管理機能が標準で搭載されています。追加費用が一切掛かりません。導入直後から使用することが可能です。

ロボットを実行するスケジュール、実行したときのログ、バージョンの管理など、多人数でロボットを運用するための管理機能がついています。これらの管理機能が社内展開を強力に推進します。

◆サーバ型なのに低価格

サーバ型はデスクトップ型の製品と比較すると搭載されている機能が多いため、その価格は高いです。

しかし、JobAutoでは管理機能まで含んで月額8万円から提供しています。デスクトップ型並みの費用でサーバ型の製品と同じ機能を使用できます。

◆ロボットの載せ替えサービス

JobAutoへ切り替えるとなると、使用中のRPAで作成したロボットをどうするのかという問題が発生します。

今ならそのロボットをJobAutoで動くように作り直すサービスを行っています。ぜひご相談ください。


RPAツール「JobAuto」について詳しく知りたい方はこちらから

コメントを残す