多くの関数が設定されているエクセルを使った作業は、ファイルがなかなか開かなかったりなどの動きがにぶいため時間がかかります。
この重たいエクセルを使った作業を自動化しても、処理時間がかかってしまいます。処理時間を短くすることはできないのでしょうか。
JobAutoではどのように行うのかを説明します。RPA選びの参考にしてください。
処理時間を短くする方法
設定する方法は以下の通りです。
1.エクセルAを手動計算で開く
2.エクセルBを開く
3.エクセルBのデータをコピー
4.エクセルAへペースト
5.エクセルAを保存して閉じる
6.エクセルAを自動計算で開く
7.エクセルAを保存
エクセルAを手動計算で開く
手動計算で開きます
エクセルを開くアクションを使って、エクセルAを開きます。

手動計算で開くので、エクセルへ設定された関数の計算が動きません。開くまでの時間がかかりません。

B列に関数が設定されています。

エクセルBを開く
デフォルトの設定で開きます
エクセルを開くアクションを使って、エクセルBを開きます。

計算方法を変更せずに開きます。

エクセルBのデータをコピー
データをコピーします
コピーアクションを使って、エクセルAへペーストするデータをコピーします。

データ範囲設定は範囲を拡張するにします。処理のたびにデータ件数が変わりますが、範囲を拡張するにしておくと自動的にコピーする範囲が設定されます。

エクセルAへペースト
コピーしたデータをペーストします
ペーストアクションを使って、コピーしたデータをペーストします。
エクセルは手動計算で開いたので関数の計算が動きません。ペーストに時間がかかりません。

基点となるセルが貼り付けの先頭の場所です。

手動計算で開いたので、貼り付けても計算されません。

エクセルAを保存して閉じる
保存します
エクセルを保存アクションを使い、エクセルAを保存します。エクセルAは手動計算で開いたので、手動計算の状態で保存されます。

ファイル名+処理日を取得する関数として別名で保存しています。

閉じます
エクセルを閉じるアクションを使い、エクセルAを閉じます。

デフォルトの設定でアクションを作成します。

エクセルAを自動計算で開いて保存
手動計算で保存されたエクセルAを自動計算で開き保存して、もとの設定に戻します。
自動計算で開きます
エクセルを開くアクションを使って、エクセルAを開きます。

自動計算を使って開きます。

計算された状態で開きました。

保存します
エクセルを保存アクションを使い、エクセルAを保存します。自動計算で保存されます。

ファイル名+処理日を取得する関数として別名で保存しています。

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